【株式市場の下落が続く中、動けない自分】

【株式市場の下落が続く中、動けない自分】

ここ数日、米国株の下落が続いており、それに伴い日本株も軟調な展開が続いています。日経平均は高値圏からじりじりと下げており、投資家心理もやや弱気に傾いている印象です。

こんな相場では「そろそろ買い場か?」と考えるものの、どうしてももう一段安があるのではないかという思いがよぎり、結局動けずにいます。下がっているから買いたい気持ちはある。しかし、「まだ下がるかも」と思ってしまい、買いに踏み切れない。結果として、この相場では買いも売りもせず、ただ静観している状態です。

もちろん、こういう時こそ機械的に買いを入れるのが正解かもしれません。実際、長期投資家ならむしろチャンスと捉えるべき局面とも言えます。ただ、自分の性格上、どうしても「底値で買いたい」「もっと下がったところで拾いたい」と考えてしまい、動けない。

こういうメンタルの癖を自覚しながら、今後の相場にどう向き合うか。焦らず、でも機会を逃さないように、次の一手を冷静に考えていきたいところです。

次の一手の候補

このまま静観し続けるのもひとつの選択肢ですが、今後の相場にどう向き合うか、いくつかの戦略を考えています。

  1. 分散して少しずつ買いを入れる
     一気に大きく買うのではなく、下がったら少しずつ買いを入れていく「分割投資」を実践する。これなら、万が一さらに下がった場合でもリスクを分散できる。
  2. 高配当・ディフェンシブ銘柄を検討する
     市場全体が不安定な中でも比較的値動きが安定している、高配当株やディフェンシブ銘柄にシフトすることで、精神的な安定を保つ。
  3. テクニカル分析を活用し、押し目を狙う
     直近のサポートラインや移動平均線を基準に、テクニカル的に買いのタイミングを見極める。感情に流されず、ルールを決めて機械的にエントリーできるようにする。
  4. さらに下落したときの「決め打ちポイント」を設定する
     「ここまで下がったら買う」とあらかじめ決めておき、その価格まで待つ。たとえば、主要指数や個別銘柄の節目の価格を意識し、そこに指値を置く。
  5. 無理に動かず、相場の転換を待つ
     焦って動くのではなく、トレンドの変化を確認するまで我慢するのも選択肢。特に、大きなイベントや経済指標の発表が控えている場合は、それを待つのもアリ。

相場の行方は誰にもわかりませんが、何も考えずに動かないのではなく、冷静に次の一手を考えながら、納得のいく投資判断をしていきたいと思います。

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