ここ最近の株式市場は不安定な動きを見せています。2月26日の日経平均株価は、前日の米国ハイテク株の下落や円高の影響を受け、前日比95円安の38,142円で取引を終えました。ところが、翌27日には反発し、午前中の時点で前日比200円以上の上昇を見せています。
この動きを見ると、「26日の下落時に買っておけばよかったのか?」と考えてしまいます。結果論として、26日に買いを入れていれば短期的な利益を得るチャンスはあったと言えます。とはいえ、下落の背景には米国経済の先行き不安や対中半導体規制などの外部要因があり、市場の動向を完全に予測することは難しいものです。
■ こういう時の投資判断は?
急激な下落局面では、以下のような対応を検討するのがリスク管理の面で有効だと考えています。
- 分散して少しずつ買いを入れる
一括で買うのではなく、複数回に分けて少しずつ投資することでリスクを分散。 - テクニカル分析を活用する
移動平均線やサポートラインを参考に、押し目買いのタイミングを探る。 - 長期的な視点での投資を意識する
短期的な上下に一喜一憂せず、自分の投資スタイルに合った戦略を維持。
今回のケースでは、26日の下落時に買うことで短期的な利益を得るチャンスはあったものの、相場の不透明感が強い中で無理に動く必要はなかったとも言えます。やはり重要なのは、市場の短期的な動きに振り回されず、自分の投資ルールに従って行動することですね。
みなさんは今回の相場、どう考えましたか?
結局私は買えていません。。